テキスタイルデザイナー生地

センスが問われるテキスタイルデザイナー
身の回りには色々な布が使われており、布の無い生活はほぼ不可能なくらいに身の回りにあります。
そんな生活に欠かせない布には様々な色や模様が描かれています。
その柄等をデザインするのが、テキスタイルデザイナーです。
デザイナーが作り上げたデザインを基に、そのデザインにピッタリであろうと思われる糸を考え、その糸の個性が一番輝くような織り方を考えて、新しい生地を作り出します。
織り上げるばかりではなく、デザインに合わせて生地を染めたり、布に描写したりする事もあります。
どちらにしろ、新しい生地を作り出すというのが、テキスタイルデザイナーの仕事です。
その後、大量生産へと進むのですが、工場での生産時にも、出来上がり等をチェックする事もあります。
色彩感覚のセンスと、創意工夫が求められます。

個性的なテキスタイルを求めて
テキスタイルデザイナー生地には、センスと個性が求められます。
既存のテキスタイルにはない色使いや、織り方の工夫によって生地そのものに個性や表情を持たせたり等、色々な工夫が必要です。
デザイナーのセンスが窺える素敵なテキスタイルデザイン生地は、何かに利用しなければもったいないです。
最初はちょっとした小物作りから始めて行くと、無理なく楽しめますからおすすめです。
シンプルな物からカラフルで個性的な物まで様々なテキスタイルデザイン生地がありますから、素敵な生地を見付けてインスプレーションが浮かんだら、ぜひ何か作ってみましょう。

大阪紡績会社

大阪紡績会社をご存知ですか?
1882年に創立された、大阪紡績会社をご存知でしょうか?
今はその名前を見る事ありませんが、紡績会社の基礎とも言えるものを築いた会社です。
日本初の大規模紡績業として、渋沢栄一が主となり資本金25万円で大阪の地に創立しました。
当時の資本金25万円と言うのは、かなりの大金です。
大まかに、明治時代前半の1円が現代の2万円程でだと言われている事から、現代で考えると億を超える程の大金であっただろうと予測できます。
その後、イギリス帰りの山辺丈夫を迎え、イギリスの技術や力織機をどんどん取り入れていきました。
蒸気機関での1万を超える紡錘、当時最大規模である300人にも上る労働者を抱え、当時としては珍しく電灯を使用して昼夜二交代制でのフル操業が始まります。
これによって、大阪紡績はかなりの利益を上げ、一大紡績ブームが起こります。
この時の一大ムーブメントは、紡績業は日本経済の基礎になったと言っても過言ではありません。
渋沢栄一は「日本資本主義の父」と呼ばれていますが、山辺丈夫は「日本近代紡績の父」とも呼ばれています。

大阪紡績の流れをくむ会社は今もあります
大阪紡績会社は、その後他の紡績会社と何度か合併を繰り返し、名前はなくなってしまいました。
しかし、大阪紡績会社の流れをくむ会社は今でも大阪にあります。
今では高機能繊維や化成品等の紡績以外の業務も行っており、高いウエイトを占めています。
もちろん、紡績業も存続していますから、一度は身につけた経験がある方も少なくないでしょう。

紡績会社とは

生地 綿 無地

肌に優しい生地って何でしょう?
ウール等の保温性は良いと思うけれど、どうしてもチクチクとした刺激を感じてしまうから使いたくない、という方がいます。
また、肌が敏感な方や、赤ちゃんなども、出来るだけ優しい天然の繊維素材で出来たものの方が安心です。
優しい生地の代表としては面がありますが、その中でも無地であれば、なお一層肌には優しいと言えるでしょう。
綿で出来たガーゼは、肌に優しい素材の代表として、赤ちゃんの肌着にも使われています。
制服等には化繊が利用されており、大きくになるに従って着用する全ての衣類を綿で揃える事は難しくなりますが、それでも下着は綿しか着ないという方もいる程、人気の繊維です。

安価な事もメリットです
綿は、一部の高級なもの以外は、素材そのものがとても安価です。
素材そのものが安価であるのは、世界中で常に大量に生産されているというのが大きな理由です。
肌に優しく安価と言うはそれだけでメリットですが、無地でも楽しめるというのも大きなメリットです。
布は織り方によっては凸凹模様を作る事が可能です。
自然に出来たポコポコとした模様を好んでいる人もいますし、より肌あたりがさらりとすると感じている人もいます。
単調になりがちな無地の綿生地ですが、多彩な織り模様の生地を取り入れる事で飽きずに楽しめるでしょう。
自宅で簡単に洗濯することが可能である事、さらに洗濯にも強い事、色落ちの心配をしなくて良いという、扱いやすさもメリットです。

綿生地

綿素材の種類

綿素材は肌に優しい
肌着に使われる事が多く、肌に優しい繊維の代表なのが綿素材です。
綿素材で作られた肌着は、汗をよく吸い、気化熱によって涼しさを与えてくれる事から、夏の衣料品に利用される事がとても多いです。
天然繊維である事や、繊維の端が丸みを帯びている事から、肌に当たった時に刺激を感じにくいという特長があります。
肌が敏感な方や、赤ちゃん用の衣料にも綿素材の種類の1つであるガーゼが良く利用されています。
また、綿素材はシワになりやすいという短所がありますが、肌着であればシワは気にならないので、素材の長所・短所を上手に利用していると言えるでしょう。

綿素材にはどんなものがあるの?
綿素材と言っても、色々な物があります。
さらりとした感触ですから、どれも同じような織り方かと思っている方もいます。
しかし、織り方によっては全く違った特性を持つのが綿素材の面白い所です。
綿素材の種類の代表的な生地としては、ガーゼを上げる方が多いですが、ガーゼ以外にもかなりの種類あります。
代表的なものでもカッターシャツによく用いられるオックスフォード、広く洋服に利用されているボイル、夏らしい涼感を感じさせる楊柳クレープ等があります。
どのような素材を使って作られた服かと言うのは、デザイン以上に服の仕上がりを左右する事もあります。
綿素材の種類を少し知っておくだけで、洋服選びの楽しみがグッと広がります。
また、生地の特性によって手入れの方法を変えると、生地の寿命を縮めずに済むというメリットもあります。

綿の種類

オーストラリアの綿花生産

綿花の生産地と言えば?
綿花の生産地と言うと、どこが思い付きますか?
綿花は世界80か国以上で生産されている為、どこでも作られていると思っている方か、アメリカという答えを出す方がほとんどでしょう。
実際、アメリカではかなりの量の綿花が生産されており、世界最大の綿花輸出国でもあります。
広大な土地を使って、種まきから収穫までの全てを機械化しているので、日本では絶対に不可能な量の綿花を作ります。
そんなアメリカも、近年はバイオ燃料の生産にシフト変更している面もあり、綿花の生産量は落ちています。
そんな状況で、綿の生産地としてシェアを伸ばしているのが、オーストラリアです。

オーストラリアの綿って?
オーストラリアの綿花生産が盛んになり出したのは、1980年の後半からです。
アメリカには及ばないまでも、広大な土地でアメリカ様の大規模でフル機械化された方法によって、毎年安定的に生産していましたが、近年は干ばつの影響で生産量にバラつきがみられます。
品質面でも物流面でも安定しており、市場価格ではアメリカを超えるようになっています。
綿花の生産は北半球に偏っているので、収穫期はほとんど同じ時期になります。
しかし、オーストラリアは南半球である為、収穫時期が北半球とは反対になります。
ちょうど入れ替わりの時期にオーストラリアの綿花の収穫があるので、輸入によって綿花を賄っている国にとってはとても貴重な産出国と言えるでしょう。
もちろん、オーストラリアから輸入している日本にとっても、です。